『クロノ・トリガー de 人魚姫』


※※注意※※
ものすごいギャグです。キャラ崩壊ドンと来いやぁ!の精神で許してください!!
そんなもん無理ーーーっって方は無理せず戻ってください!



























昔むかしあるところに、一匹の小さな蛙のカエル(名前)がいました。カエルは、人間になりたいと思っていました。
そこでカエルは、願いごとを聞いてくれるという魔女のところへ行きました。


カエル「ゲロゲロ、ゲロゲ(人間にしてくれ)」
ルッカ「うーん…何言ってるかわかんないわねこの蛙。人間になりたいとか言ってる雰囲気だけど」
カエル「ゲロゲロゲ、ロゲ!(通じてるじゃないか!)」
ルッカ「あらそうね。でも私は魔女だからだと思うわ」
カエル「ゲロゲロ、ゲロゲ(人間にしてくれ) 」
ルッカ「仕方がないわね……ていうか、あなたなんで人間になりたいの?」
カエル「ゲーロゲロ、ゲロゲロ、ケロケロッ(なんとなく、元が人間だった気がする) 」
ルッカ「それは『カエルの王子様』かなんかよ。ごっちゃにし過ぎてない?っていうか、溺れてる人間を助けたとかそういう話でしょう、コレ」
カエル「ゲロゲッ!ケロゲロゲケロ!(おい、色々メタなこと言うな)」
ルッカ「面倒くさい蛙ね……仕方がない。ここに取り出したるは、私がずーっと前につくった人間になれるっぽいという秘薬
カエル「ケゴゲコッ…(お前もすっ飛ばしすぎだろ)」
ルッカ「意外とね、原作通りにやると長いのよ。舌も切らないといけないけど、あなたの舌を切ったら回復できないし
カエル「… … ゲロゲロケコケコゲコ…(何言ってるんだお前…)」
ルッカ「蛙だから舌がないと、餌食べられなくて死にかねないしね。ほらあげるわ、どうせ使いみちないもの」


そうは言いながらも、カエルは魔女から、小瓶に入った秘薬を受け取り、一息に飲み干しました。
すると体中が刺されるような強烈な痛みに襲われ、カエルは意識を失ってしまいました。


カエルが目覚めると、魔女と同じ大きさになっていました。


ルッカ「あら、目が覚めた?」
カエル「うう……っ、あ、あれ?」


しかも、発する言葉まで人間の言葉になっています。


カエル「うおおお、声を奪われるどころか人間の言葉を喋れてるじゃないか!」
ルッカ「蛙としての声が奪われたのよ。美声だったのか知らないけど。どうやって発音してるのかしらね、それ」
カエル「え?だって俺は人間にもど……」
ルッカ「鏡をみてごらんなさい」


カエルが差し出された鏡をのぞき込むと、そこには蛙のまま人型になった、蛙人間がいました。


カエル「おいてめぇ話が違うだろうが!!!!
ルッカ「何も違わないわよ。私人間になるって言った?人間になるっぽいと……」
カエル「ふざけんな!!!!」
ルッカ「声も奪われるどころか人語を喋れるようになったんだから、十分でしょ!」


カエルは魔女の家をたたき出されました。
しかし、このような姿で人間に受け入れてもらえるとは、とても思えません。
カエルは途方にくれました。


カエル「これはなんだ。人魚姫のはずだろなぜ蛙の俺なんだ。その上そもそも動機が人間だった気がするってなんだ。溺れていた誰かを助けてもいない。行くところがない


最後には諸々ひっくるめて受け入れ始めたとはいえ、いつまでも魔女の家の前に張り付いていても仕方がないので、カエルは人間の町に行くことにしました。
途中、ねぐらにしていた湖のそばを通りかかったとき、バシャバシャと激しく水をかき分ける音が聞こえました。
音の方へ向かってみると、人間が一人溺れていました。


カエル「なんという……帳尻合わせな展開……」


そうは呟いても、放っておくことはできません。
カエルはためらわずに湖に飛び込み、その人間を助けだしました。


一匹の小さな蛙では、溺れている人間を助けることは難しかったでしょうが、今や人型の大きな蛙です。
泳ぎも得意、なんの問題もありません


助け出した人間は、途中で意識を失ったようでした。
水の中では、錯乱して暴れていた状態よりは力が抜けたほうが助けやすくとも、陸の上で他の人間がみつけてくれそうな小径まで運ぶのは一苦労でした。


カエル「ここは比較的人通りが多いから、そのうち誰か助けに来るだろう。蛙の俺が抱えて行っても迷惑がかかるかもしれないし」


適当に銀髪の大柄な男を放置して、町に向かいました。





★★

数日後。


人間の町に行った当初こそ、どこに行っても阿鼻叫喚の地獄絵図を繰り広げてしまったカエルでしたが、たまたま公園で金髪のポニーテールの女の子にぶつかり、彼女を助け起こしてから、ぶつかった拍子に吹っ飛んだペンダントを探し出して手渡したところ、意外と頼れるいい男という評価が下され(無罪!)、それなりに人間たちの町に溶け込むことに成功しました。


適当にぶらぶら公園を歩いていても、モノ珍し気な視線を受けこそすれ、叫んで逃げられるようなことはなくなりました。


カエル「うーん、どこへ行ったら俺が人間だった気がするという件は解決するんだろう」


そんなことを思いながら歩いていると、鎧甲冑を来た男たちに突然囲まれました。


兵士「最近噂になっている巨大な蛙はお前だな」
カエル「……蛙以外に見えるならその目は間違っていると思う
兵士「生意気な……まあいい。王子がお前を見てみたいと仰っている。一緒に来るんだ」
カエル「…………」


見世物になることはある程度覚悟の上ではありましたが、まさか王城から呼び出されるとは思っていませんでした。
特に行く当てがあるわけでもありませんし、一国の王族と会う機会など普通の人間でもそうはありません。
カエルはおとなしく兵士たちについていくことにしました。


王城に引っ立てられるようにして連れられ、あれよあれよという間に謁見の間に通されたカエルを待っていたのは、あの時溺れていた男でした。


魔王「……… 」
カエル「………」
魔王「……… 」
カエル「………」


魔王「……… 」
カエル「………」


カエル「………帰っていいかな
魔王「数日前、近くの森の湖で溺れたのだが」
カエル「………」
魔王「助けてくれた者が緑色だった、ということだけは覚えていてな。私を運んでくれた者たちも緑の魔物っぽいのを見たと言うし」
カエル「………人間っぽいの次は魔物っぽい…か……」
魔王「お前はよく特徴が似ている。今日から私の側近として……」
カエル「なんでだよ!!!!
魔王「なんでだよってなんだ貴様は、蛙の分際で」
カエル「お前に言われると異常に腹立つな。いいか、俺は男だ」
魔王「…………だから?」
カエル「主人公が女から男になったんだから、相手役も男から女にすべきだろうが!!!」
魔王「それはいまどき偏見だろう。……なんだか知らぬが俺が一応王子だからというアレで…」
カエル「王女もいただろう!!!!俺、数日前になんだかペンダント拾ったし、あっちがフラグだろうが普通は!!!」
魔王「どこの話だ?
カエル「どこの話だも何もねぇだろうがーーーっ!
魔王「側近は嫌か?」
カエル「何をお前ナチュラルに溶け込んでるんだぶっ殺してぇ……っていうかお前刺したら俺人間に戻れる気がするんだが
魔王「それは『カエルの王子さ」(←違います)
カエル「いや、さっきからク〇ノ・△リガーの話しかしてねえから俺


そんなやりとりをしていると、近くで見ていた女王が「猫しか友達のいなかった妾の息子に蛙の友達ができた」と言い出し、カエルの意志とは無関係に王子の側近になることになってしまいました。






★★★

そうしてお互いののしりあったり、喧嘩したり、そんなこんなな日々を送っていたある日、王子がお隣の国に行くことになりました。
大海原を船に乗っていくそうです。


魔王「諸国との交友関係も大事だからな」
カエル「イッテラッシャイマセ」
魔王「おい、側近だろ貴様。貴様も来い」
カエル「嫌だ」
魔王「我儘をいうな。一宿一飯どころか、城が養ってやってるだろう」
カエル「うっわ、うっぜぇーーーっ!否定できないところがうぜぇーーっ!


結局カエルも無理やり船に乗せられてしまいました。
お隣の国に降り立った時、お出迎えに出てきた隣国の騎士を見た王子が、ああ!と声をあげます。


魔王「あなただ!あの時(溺れた)私を助けてくださったのは!」
カエル「はぁ!?
ビネガー……ええ、そうです。(介抱したのは)ワシです
カエル「えっ……!?( 助けたの俺だし緑色で人間じゃないっていう共通点しかない気がするけど……うん?)」
魔王「なにゆえ黙って立ち去られたのか!即刻お礼に参ったものを……」
ビネガー「少々込み入った事情がございましてな」
魔王「あなたは私の命の恩人、どうか我が国と貴国の間の友好の証として、我が国の騎士の称号を受けてはくださらぬか」
ビネガー「なんとありがたいお申し出……我が国としても大変名誉なことです。喜んでお受けいたします」
魔王「それでは、今回の貴国への視察から戻る際に、是非ご一緒に我が国へ……」


カエル「……………!??!?


隣国の視察、オモテナシ、諸々の公務をこなした後、王子はビネガーとともに、船に乗りまた自国へ向かいます。
魔王はビネガーと過ごしており、すっかり存在を忘れられている側近のカエル。


特に王子の側近で居たいわけでもないですが、なんとなく納得いかないものを感じながら夜の海を眺めていると、突然海から青色のツルっとした頭の男が飛び出してきました。


カエル「うお!?なんだ!?」
ソイソー「お静かに。安心召されよ。ビネガーの同僚ソイソーと申す」
カエル「同僚!?……ってことは隣国の騎士!?なんで海から?っていうか泳いできたのか!!?
ソイソー「ふっ……これしきの距離、泳ぐことに造作もない。それよりも。おぬしのためにこれを」


青色のツル頭の男は短刀を差し出しました。


ソイソー「あのビネガーは、近くの斜め上の国の間者だということがわかってな。魔女に髪の毛を差し出して、短刀を受け取ってきた。これで魔王様……間違えた王子を殺せ
カエル「近くの斜め上……だめだ……なんか混乱しすぎて心臓が破裂しそうツッコミきれん。ええと……魔女はお前の髪の毛欲しいのかよ?
ソイソー「そこからツッコむのか
カエル「じゃあ、間者のビネガーではなくうちのおーじ様を殺す理由はなんだ
ソイソー「実は同僚にマヨネーという女……いや男がいるのだが、そいつが魔王子様に懸想してな
カエル「……だめだわからんわからんが、わかった。とりあえず、聞く」
ソイソー「このままでは、我が国の機密情報を持ってそちらの国に飛び込んで行きそうで、我ら三魔騎士マヨネーを害することなく止めるためには魔王子様を亡き者にし…あっ!!
カエル「あってお前……嘘がつけんな……下手くそ過ぎるだろ……大体、登場した最初から1ミリも俺のためだった内容ないからな」
ソイソー「むう……
カエル「逆にどこまでいくのかと思ってたぜ。おし!おーーーーーい魔王ーーーー!


ソイソーを羽交い締めにして、カエルは叫びました。
船室から王子とビネガーが出てきます。


魔王「うるさいぞカエル」
ビネガー「どうなさった」
カエル「おーじ様を狙った暗殺者がここに
魔王「暗殺者?!
ビネガー「ソソソソイソー?!?!
ソイソー「……ビネガーよ…すまぬ……三魔騎士の名誉を守ろうとして、俺が汚してしまった…
カエル「本当嘘つけないのな
ビネガー「王子!このようなことになったからには、そちらの国の騎士の称号など頂くわけには参らぬ!誠に申し訳ない!
魔王「いや……貴殿に責任は」
カエル「やーー、どうだろうな
魔王「なんだと?」


カエルはソイソーから取り上げた短刀をさり気なく、羽交い締めにしたソイソーに向けながら言いました。


カエル「んじゃ聞くけど、うちのおーじ様を助けたとき、なんであそこにいた?あそこは城下町近くの森の小径。他国の騎士がいるようなところじゃないよな」
ビネガー「………」
カエル「それで魔王、お前なんで湖で溺れてた?」
魔王「あの日はあの辺りで狩りを楽しんでいてな。馬にも休憩を取らせようと、湖に水を飲ませに行ったところ、馬が急に暴れ出して……」
カエル「ビネガーさんよ。実はおーじ様溺れてるの助けたの俺なんだわ
魔王「?!
カエル「で、人通りの多いところに放置した
魔王「……!!!
カエル「後で聞いたところによると、何人かの町人で王子様が倒れてる!って介抱して城に運んだらしいけど、緑の魔物が最初に傍らに居たときいた。もちろん俺じゃないし……、てことは、それは介抱じゃなくてとどめを刺すためだったんじゃねぇのか?馬が暴れたのも、もちろん…」
ビネガー「……ビ、ビネガーピーンチッ!!


ビネガーがそう叫ぶと、虚空からピンク色の髪を持った美女?が降ってきました。


マヨネー「……ったく、2人とも情けないのヨネ!


マヨネーはあっけにとられるカエルの頭を思い切り蹴り上げ、ソイソーを奪取、ビネガーをむんずと掴むと、王子にウインクをひとつしました。


マヨネー「うふん、魔王間違えた王子様、またネ〜!


そしてそのまま、あっという間に再び虚空に消えていきました。


魔王「……」
カエル「……いてて……すまん、取り逃がしたな。まあ、その、なんだ。王子様も大変だな


魔王「いや……」
カエル「?」


魔王「溺れたところを助けてくれたことには礼を言おう、だが道端に放置したとはどういう了見だ!!!
カエル「えぇ……いやまあ……人っぽくなったばっかで迷惑かなと思って……」
魔王「そもそも!貴様が最初から俺を助けたと言っておけば、ビネガーをこの船に乗せはしなかった!
カエル「……なあ、お前それは難癖だぞ」
魔王「って怒って喧嘩して、貴様がその短刀を俺に突きさせばゴールなんじゃないのか?
カエル「………ゴールって何だよ。お前変に律儀な。つーか、俺が海の……泡沫にはなれないから藻屑になってもいいんだぜ。蛙は海水じゃ即死だ


そこで王子であるところの魔王は、少々黙しました。


魔王「……考えてみれば、本家本元と違って、お前にリミットがあるわけじゃないのだろう。くだらぬ。休もう」


カエル「……そうだな」


カエルはきびすを返した王子様を見送りました。
彼はその後も、短刀をくるくると手に馴染ませるようにもてあそびながら、船のヘリに腰かけて空を眺めていました。


やっぱり、王子様を倒したら、なんとなく人間に戻る気がする……


………………。


カエル「まあ、飽きたら試してみるか」


夜明けはもうすぐそこ、水平線がぼんやりと明るくなってきていました。










ノリと勢いで書いた、反省はしていない・・・・・・
どっちも原型をとどめていない!
本当は三魔騎士だすつもりなくて、仲間全員出すつもりだったんです。
どこをどう間違ってこうなったのか・・・・・・